Jun 18, 2011

ホテルの予約で忙しくて

12月に東京で親戚の結婚式がある。ホテルの予約に待望だ。お気に入りのホテルを取るためにインターネットで調査した。しかし、12月は、ほとんどのホテルが埋まってしまう。それでも、こちらも自分の場所を確保しないと、どうにもならない。一日中ホテルの予約で忙しくてご飯を食べることさえ忘れてしまった。何か自分に有利なホテルタムハジか。
アメリカ人の私が初めて日本に旅行に行った時、名古屋のホテルに泊まった。ホテルは、素晴らしい歓迎を受けて、おいしい料理を食べた。その中で私が一番好きなのは、ひつまぶしは料理だ。ソースで焼いた魚をライスにのせて食べるこの料理は私の人生で一番おいしいと感じた料理です。またいつの日か、名古屋のホテルに宿泊しようとする。
 MSIのグラフィックスカードが採用するオリジナルクーラーユニット「Twin Frozr」は、2基のファンを組み込んでSuperPipeと呼ぶ標準より太いヒートパイクを大型のヒートシンクと組み合わせた構造で、第2世代の「Twin Froze II」、そして、最新の「Twin Frozr III」を搭載した製品が市場に姿を見せている。一方、「Cyclone」シリーズは、1基の大型ファンを搭載したクーラーユニットで、こちらも太いSuper Pipeをヒートシンクに組み込んでいるが、こちらのヒートシンクは円形に構成されたユニークな外観が特徴だ。

【拡大画像や他の画像】 【ベンチマークテストの結果】

 これらのクーラーユニットを搭載するMSIのハイエンドグラフィックスカードのラインアップで、冷却効果を検証してみたい。今回の評価作業で取り上げるのは、「R6950 Twin Frozr II OC」「R6870 Hawk」「R6850 Cyclone 1GD5 PE OC」「N560GTX-Ti Twin Frozr II OC」だ。それぞれ、GPUとしてRadeon HD 6960、同6870、同6850、そして、GeForce GTX 560 Tiを採用する。型番からも分かるが、搭載するクーラーユニットは、「R6950 Twin Frozr II OC」「N560GTX-Ti Twin Frozr II OC」がTwin Frozr II、「R6870 Hawk」が最新のTwin Frozr III、「R6850 Cyclone 1GD5 PE OC」がCycloneになる。

 以前、MSIの技術者に、グラフィックスカードに搭載するクーラーユニットの選定基準について聞いたことがあるが、GPUごとに見極めていると説明していた。ただ、傾向としてはTDPが低いGPUにシングルファンのCycloneを採用し、TDPが高いGPUやオーバークロックモデルではTwin Frozrを載せるケースが多い。

 Twin Frozrの構造は、ヒートパイプを組み込んだビデオカード大のヒートシンクに、2基のファンを組み合わせている。外観から分かるTwin Frozr IIとTwin Frozr IIIの違いは、表面のカバーがヒートシンクを覆う範囲だ。デザイン的にはカバーが輝くTwin FrozrIIがスタイリッシュでデザインも映るが、Twin Frozr IIIはカバーが厚く面積も拡大されているので導風効果と冷却効果が高い、ような印象をユーザーに与える。

 一方で、Cycloneは、2本のヒートパイプをGPUの周囲を取り囲むように配置し、GPUとメモリを1基のファンで効率的に冷やす構造だ。レイアウト的にはZalmanファンの発展形ともいえる。ただし、ヒートシンクのレイアウトを最適化することでファン口径を最大限まで拡大したのがCycloneの特徴だ。

 なお、今回集まったMSIのグラフィックスカードは、すべてオーバークロックモデルだ。R6950 Twin Frozr II OCはコアを10MHz、R6850 Cyclone 1GD5 PE OCはコアを30MHz、R6850 Cyclone 1GD5 PE OCはコアを85MHz、メモリを100MHz(DDR5データレートで400Mbps相当)、N560GTX-Ti Twin Frozr II OCは、コアが58MHz、メモリが42MHz(GDDR5データレートで168Mbpsに相当)のオーバークロック設定となっている。

●MSIの高品質条件が最大の武器となる!

 MSIのオーバークロック設定グラフィックスカードは、同社のハイエンドマザーボードと同様、Hi-c CAPやスーパーフェライトチョークといった「Military Class 2」コンポーネントを採用して回路の品質を高めている。また、製品によってはリファレンスデザインから電源フェーズ数を増強しており、電源供給でも余裕を持たせている。このことで、オーバークロックでの過酷な動作条件でも安定した動作を実現するわけだ。

 さらに、標準で付属するオーバークロック用ユーティリティ「After Buner」を利用すれば、ユーザーがさらにオーバークロック設定をチューニングできる。After Burnerには、状態監視やファンの回転数制御などの機能を統合している。特にファン回転数機能では、GPU温度と回転数という2軸のグラフによって回転数が設定できる。可変ポイントも追加できるので、静音化を目指す場合にも活用できる。

●冷却性能は良好。出荷時のファン設定は“静音”チューニング

 クーラーユニットの特性を調べるために、Radeon系 GPUを搭載したグラフィックスカードでGPUの温度とファンの回転数をアイドル時、3DMark 11実行中の最大値で確認してみた。なお、測定にはGPU-Zを用いている。まず、温度に関しては、どのGPUもリファレンスデザインから大幅に低い温度に保たれている。特にRadeon HD 685では高負荷時で20度以上の差がある。

 ファンの回転数は、それぞれのグラフィックスカードでおよそ40〜50%の範囲で制御されている。リファレンスデザインのクーラーユニットでは製品によっても異なるが、おおよそ20%以上の範囲でダイナミックな回転数制御をしていることが多い。そのおかげで、MSIのクーラーユニットでは動作音がほぼ一定に感じる。リファレンスデザインの音量が回転数にあわせて“ダイナミックに”変化するので、MSIのグラフィックスカードは静か、という印象が強い。実際、ベンチマークテストで負荷をかけてみても、回転数のパーセンテージ示度は若干高めになってもMSIのクーラーユニットは静かで、ファンノイズが耳につくこともない。

 回転数で注目したいのがRadeon HD 6850搭載グラフィックスカードでの比較だ。パーセンテージ示度が高めなCycloneが、リファレンスデザインのクーラーユニットよりも回転数が低い。実際に聞こえる音も、Cycloneは静かだ。もっとも、Radeon HD 6950搭載グラフィックスカードでは、Twin Frozr系のクーラーユニットが高回転にもかかわらず静かであったりするので、発生する音量は回転数とともにファンの形状も影響する。

 その、Twin Frozr系クーラーユニットでも。AfterBurnerでファンの回転数を最大にすると、さすがにうるさくなる。オーバークロック設定と発生する音量はバランスが肝心で、出荷時設定では静音を重視する傾向にある。オーバークロックを重視する設定はAfterBurnerを使うユーザーに委ねていると考えることもできるだろう(なお、Radeon HD 6870のみ回転数情報が取得できなかったため、これを除くグラフィックスカードでの考察となる)。

●クロックアップしただけパフォーマンスアップ

 今回集めてたグラフィックスカードは、すべてオーバークロック版だ。その性能をベンチマークテストで確認してみる。Core i7-980Xを用いた構成で、メインメモリを4Gバイト×3としている。

 オーバークロックモデルといっても、クロックアップは小幅なので、リファレンスデザインと比較しても大きな差はない。Radeon系で最もスコアが高いのは当然ながらR6950 Twin Frozr II OCだが、R6850 Cyclone 1GD5 PE OCは、Radeon系3製品で設定されたオーバークロック幅が最も大きいだけに“誘惑”される。

●静かで冷える完成度の高いGPUクーラーユニット

 最近、デュアルファンを採用するグラフィックスカードが増えてきた。元祖というわけではないが、ブームに火をつけたという点でMSIの影響は大きい。Twin Frozr以上に静かなデュアルファン搭載グラフィックスカードも登場しているが、静かであってもGPUが高温になったり、ダイナミックに回転数が可変であると、高負荷時にうるさかったりと一長一短というモデルも少なくない。そういう意味で、MSIのクーラーユニットはとてもいいバランスを備えている。

 Cycloneはコストパフォーマンスを重視しているクーラーユニットという役割りのためか、見た目は別として、性能バランスではTwin Frozrシリーズほどのインパクトに欠ける。それでも、R6850 Cyclone 1GD5 PE OCはコストだけでなく、パフォーマンスと静音のバランスがうまく取れている。一度触ってみるとその印象は大きく変わるだろう。

 このように、グラフィックス性能を引き出す冷却性能と静音性能の両立を実現するMSIのクーラーユニットだが、PCの自作にあたっては、ファンの直上に十分なスペースが確保できるように注意したい。マルチGPU環境を構築する場合には、1スロット分のスペースを空けておきたい。こうした点を踏まえながら、パフォーマンスも十分な静音PCの構築を目指すユーザーにとって、MSIのオリジナルクーラーユニットを搭載したグラフィックスカードは有効な選択肢となるだろう。【石川ひさよし,ITmedia】


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